ミョウバンは万能選手

ご存じの方も多いと思いますが、ミョウバンは漬物の発色剤や麺のかんすいとして広く使われている食品添加物です。スーパーや薬局では、60g~70gで100円程度で売られています。ミョウバンとは、簡単にいうと、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称です。透明な結晶の生ミョウバンと生ミョウバンに熱を加えた焼きミョウバンがあります。一般的に、スーパーなどで売っているのは、焼きミョウバンの方です。現在市販されているものは、合成したものですが、自然物としても採取されます。実は、別府には、有名なミョウバン温泉があるほど。夏は汗がさっと引き、皮膚炎、あせもや水虫、冬は冷え性や肩こり、最近では、アトピー性皮膚炎の人にも効果があり、遠方からも来る人も多いとか。人体には、まったく無害。そしてミョウバンには、収斂作用・殺菌作用・制汗作用があります。ミョウバンはデオドラント効果があり、汗のにおいが気になるときも万能薬になります。収斂作用とは、タンパク質を変性させ引き締める作用のことです。肌の表面にある角質層をかたくスベスベに引き締めてくれます。キメが細かく、強いお肌を作ってくれます。殺菌作用としては、ミョウバンは水に溶けると酸性を示します。通常酸性の環境では乳酸菌のような酸に強い特別な細菌以外、細菌は増殖することが出来ません。ですから、水に溶かしたミョウバン水は、その溶解度を利用した殺菌作用を持っているのです。ミョウバン水を付けたり、ミョウバン風呂に入ったりするととてもサッパリします。

ミョウバン水の作り方

原液ミョウバン水の作り方を紹介します。材料:焼きミョウバン50g(生ミョウバンの場合は100g)、水道水1.5L、1.5Lのペットボトル1本。作りかた:水道水700~800mlを沸かします。沸かしたお湯の中に、手で砕いた焼きミョウバンを入れ、よく混ぜます。ミョウバンが溶けたら、残りの水道水700~800mlを加え、よく振って出来上がりです。また長持ちしますので、常温で3年は保存できます。

ミョウバン水はどのように使う?

夏の暑い季節。特に子供たちは、あせも、アトピーで悩んでいることも多いです。そんな時は、焼きミョウバンから作ったミョウバン水をぜひ試してみては?お風呂に入れて入浴すれば、お肌がすべすべになります。また、スプレーボトルに薄めたミョウバン水を入れ、汗をかいたときにタオルで汗を拭き取ってから体や顔にスプレーするなど。汗がすっとひけて、そのうえサッパリ・スッキリ、汗の匂いも抑えてくれます。水虫、ニキビで困った場合には、洗面器にぬるま湯を入れて、ペットボトルのキャップ1杯程度原液ミョウバン水を入れ、洗顔するだけです。石鹸としての利用になります。汚れが表面によく出てきたところできれいに洗い流します。ミョウバンの殺菌作用・収斂作用でアクネ菌の増殖を抑えたり、お肌を引き締め肌の免疫機能を強化してくれるのでニキビで悩んでいる方にもおすすめ!

2010年03月09日20時25分49秒更新