京都の和菓子の末富といえば、有名な京菓子の老舗です。創業115年以上の歴史を持つ店舗で販売される京菓子は、春の桜あわせなど季節ごとに変わるのが魅力。東京で和菓子の末富を買うなら日本橋か新宿の高島屋に行きましょう。
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和菓子の末富といえば、京菓子の店として非常に有名です。明治26年に、京都の老舗「亀末廣」という店からのれんわけして開業した、創業115年以上を誇る京菓子の店です。東京の人間から見ればかなりの老舗の和菓子の末富ですが、歴史ある京都では、まだまだ若いお店になるというのがすごいですよね。創業当時、この和菓子の末富は一般人向けではありませんでした。基本的には茶家や神社仏閣向けという狭い門戸だったのです。それが終戦を迎え、「野菜せんべい」という一般用菓子を作り、それが非常に人気が出たことを機に、一般客にも開かれるようになりました。和菓子の末富の店舗は、地下鉄五条駅から徒歩で8分ほどの下京区松原通りに静かに佇んでおり、入る客も自然と背筋が伸びるようです。
「野菜煎餅」「うすべに」などの、通年購入できる干菓子はもちろん、季節を感じさせる京菓子はおいしさだけでなく造形美も褒め称えられることが多いようです。たとえば春には「桜あわせ」。この桜あわせは、しっとりした白とピンクの二色の薯蕷生地にこしあんをはさんだ非常にシンプルなお菓子です。そのシンプルさに秘められた上品さ、京菓子の真髄ともいえる美しさが熱烈なファンの多い理由でしょう。春の桜あわせに対して、秋は「紅葉あわせ」が販売されますが、どちらも超人気の品なのでいつも品薄です。でも、なければないで結局他のお菓子を買ってしまいますよね。なにしろ和菓子の末富の京菓子はとても綺麗で、どれかひとつを選ぶのが至難の業なのです。
京都までは行けない。でも、和菓子の末富を食べてみたいという東京の方は、日本橋高島屋か新宿高島屋へどうぞ。ただし、いつも京菓子の上生菓子が置いてあるわけではないのでご注意。上生菓子に限っては、火曜と金曜のみの入荷(しかも夏期は週一回になります)ですし、もちろん夕方にのんびり行ったのでは売り切れです。予約販売は受けてくださるそうなので、何がなんでも、という場合は予約しましょう。通販も、末富の店舗ではやっていませんが、高島屋でなら時折地方へも通信販売していることがあります。特に需要の多いお中元やお歳暮の時期なら、どこの店も遠いという地方人も高島屋通販で和菓子の末富を購入できそうですよ。
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